朝野新月のブログ

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検証環境を作成しよう その3 Hyper-Vの設定

hyper-Vはサーバマネージャの役割から「役割の追加」を実行します。基本的にデフォルトの設定で大丈夫です。途中で外部仮想ネットワークを作成するかどうかの設定があるので、2つ作成します。外部仮想ネットワークを作成すると、ホストOSのネットワーク接続がちょっとややこしくなります。

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「ローカル エリア接続」と「ローカル エリア接続2」は元からありましたが、外部仮想ネットワークを作成することで、4と5が出てきました。IPアドレスの設定を行う場合は、新しくできたほうで設定を行います。元のほうは、プロパティを見ると「Microsoft 仮想ネットワーク スイッチ プロトコル」のみにチェックが入っており、設定が行えません。

仮想ネットワークについては、後で説明を書くかもしれません。

 

デフォルトで保存される場所はhyper-Vマネージャの「hyper-Vの設定」から確認できます。デフォルトでは

 VHDファイル C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual Hard Disks

 仮想マシン C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V

となっています。仮想マシン作成時に場所を選択できるので、このフォルダは使いません。使っている人はあまりいないでしょうね。

ただし、仮想マシンのインポートを行うときに、「すべてのファイルを複製し、同じ仮想マシンを再度インポートできるようにする」にチェックをいれると、このデフォルトの場所にファイルが作成されるので気を付けましょう。

 

仮想マシンを削除してもファイルは消えません。手動でファイルを消しましょう。